書に通ず |石川 九楊
書に通ず
石川 九楊
新潮社 刊
発売日 1999-08
書に望む態度を教えてくれる本。 2002-12-27
2〜3年ほど前から独学で「書」を始めたものの「書とは何か」「手本を習うことはどういうことなのか」「臨書とは何か」「よい書悪い書とは何か」等々次々に出てくる疑問にとまどう事ばかりであった。しかし、この本に出会いこれらの疑問の幾つかは晴れる思いがした。いま私はこの本を繰り返し読んでいる。好きな半数嫌いな半数を作り出すことが教育であるという著者の考えも、「全員好き」を作り出したい小中学校の教育現場の強迫観念に対抗して痛快である。著者の「中国書史」を次に読んでみようと思っている。他に「臨書入門」(芸術新聞社刊)等々も推薦したい。
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