岩波古語辞典
岩波古語辞典
岩波書店 刊
発売日 1990-02
ヤマトことばの語源をさぐる良書 2004-10-19
日本語の語源は英語のそれのように明確ではありません。英語ですと、これこれのギリシャ語が時代の変遷とともに、このように使われてきたということが、どの語源辞典を見ても概ね共通して記述されており安心していられますが、こと日本語となると一筋縄ではありません。
たとえば、「命」ということばに関し、その語源説を8種「日本国語大辞典」(小学館)は挙げています。どれが本当かと(それぞれが本当らしく)安心していられません。そこで当該辞典を引きますと《イは息、チは勢力。したがって、「息の勢い」が原義。古代人は、生きる根源の力を眼に見えない勢いのはたらきと見たらしい。だからイノチも、きめられた運命・寿命・生涯・一生と解すべきものが少なくない。・・》と概説されています。
実際のところ説が分かれていて、現在のところ真正の説が特定できないのであれば、複数の語源説を並列させて記述した方がより望ましいという見方もあるでしょうが・・そのような様々な語源説を統合して、わかりやすく概説しているのが当該辞書の大きな魅力の一つであると思います。
手に取って初めて解る 2003-11-12
岩波古語辞典補訂版はこのサイズの辞典の中では上級者向けだろう。
サイズ(cm)182×128となっているが実際はもう少し大きい。
カバーは深緑色、ビニールカバー無し。
イラストはほとんど無し。語彙に集中してます。
全訳版や解説付きの辞典も分かり易くて良いのですが永く使おうと思えば最終的にはこのレベルでないと満足できないかも。
余談ですが作家者井上ひさし氏が愛用しているそうです。
出典資料についての解説が欲しいところですがこれ以上ページを増やせば大辞典になってしまいます。限界なのでしょう??
活字の大きさ 2003-09-28
古語辞典として優れていることは論を俟たない。
だがいかんせん文字が小さすぎる。
筆者の視力では使用できない。
もっともこれは本書に限らず
ほとんどの紙の辞書に云えることだ。
電子辞書にシフトした最大の理由のひとつでもある。
漢和辞典の説明はコチラ>
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